東京優駿(日本ダービー) 2017年 予想

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東京優駿(日本ダービー)予想

オークスの次は3歳牡馬のクラシック戦線!先週のオークス予想では、三連複軸2頭は的中させましたが、印内での的中はならず。警戒馬として挙げたモズカッチャンが2着に入ってきました。点数を広げれば的中でしたね。C.ルメール騎手がGⅠ2連勝、今週のオークスでも、実力馬のレイデオロに騎乗予定です。ルメール騎手の3連勝なるか!?そのあたりも注目です!

昨年のダービー勝ち馬はマカヒキ、2015年は去年引退した名馬、ドゥラメンテ。ドゥラメンテの名前見ただけでも涙が出ますよ……。ワンアンドオンリー、キズナ、ディープブリランテ。競馬歴の浅い筆者にも分かる偉大な馬たちを輩出した本レース、しっかり当てていきたいですね!

東京優駿(日本ダービー)の傾向

過去10年の傾向より、

①枠順別成績

1>2>5>3>4>7>6>8

②単勝人気別成績

1>3>2>5>6,7>10~12>8,9>4>13人気以下

③前走のレース

皐月賞>NHKマイル>京都新聞杯>青葉賞>その他

となっています。この優先順位に以下の配点を付けます。

①今回引いた枠順……3.5点満点、0.5点変動

②単勝人気別成績……4.0点満点、0.5点変動

③前走使ったレース……2.0点満点、0.5点変動

この配点を加味して、各馬を見ていきましょう。

※単勝人気は2017/05/27 16時時点のものです。

1番ダンビュライト(7番人気)

皐月賞3着馬。好位に着けての競馬が上手く、GI,GIIでも3着をキープしている馬ですね。

左回りは(1,1,0,0)。鞍上は皐月賞前はルメール騎手でしたが、皐月賞から武 豊騎手へ。

皐月賞では、好位から上り3F34.1秒(皐月賞内2位)の脚を使っての3着。ダービーでも3着以内の可能性が高い馬であると言えます。最後にアルアインに不利受けて3着なので、ダービーではかなり期待の持てる馬です。

配点

① 3.5

② 2.0

③ 2.0

計:7.5

2番アメリカズカップ(13番人気)

前走の皐月賞では大敗していますが、前々走のきさらぎ賞ではサトノアーサーに0.3秒先着した実績があります。左回りはメイクデビューの時に中山で1回使って1着して以来使われていません。皐月賞での上り3Fは下から2番目の36.4秒。道中は中段外につけていましたが見せ場なく大敗。全体の上り3Fが35.4秒くらいのレースになればワンチャンあると思います。

配点

① 3.5

② 0.0

③ 2.0

計:5.5

3番マイスタイル(16番人気)

前走の皐月賞では大敗していますが、前々走の報知杯弥生賞(GII)ではカデナに1/2差付けられての2着。報知杯やこぶし賞では前めにつけての競馬で2着1着でしたので、前3頭くらいに残り続ければ善戦できるのではないでしょうか。ただ、皐月賞では1枠1番でしたので、スタートで好ダッシュを決めれないと難しいかと思います。

配点

① 3.0

② 0.0

③ 2.0

計:5.0

4番スワーヴリチャード(3番人気)

皐月賞6着馬。左回り(1,1,0,0)で共同通信杯や東スポ2歳Sを1着、2着で通ってきた馬ですね。皐月賞では2番人気、道中脚を溜めたものの、直線では足りず。上り3Fは34.3秒と、上位の脚でしたが……。

ダービーでは他の人気馬に比べて枠が内めになったので、その分のアドバンテージを活かしてほしいと思っています。

配点

① 3.0

② 3.5

③ 2.0

計:8.5

5番クリンチャー(9番人気)

皐月賞では常に好位につけ、4角では2番手でしたが、ペルシアンナイトやアルアイン、ダンビュライトに交わされ、4着に。先頭のトラストや、3番手のファンディーナが後退する中、4着に留まったのは評価すべき材料だと思います。

ダービーでも先頭集団で最後まで粘る競馬をする可能性が高いと言えます。

配点

① 2.0

② 0.5

③ 2.0

計:4.0

6番サトノアーサー(5番人気)

毎日杯2着馬。アルアインに1/2差で先着されました。今回が初の左回り。毎日杯ではただ1頭33秒台の脚を使って最後方から2着へ持ってきています。皐月賞には行かずに約2か月ぶりに出走となる今回。皐月賞用の調整をしてきているでしょう。33秒台の脚が再び見れるかに期待ですね。

配点

① 2.0

② 2.5

③ 0.0

計:4.0

7番アルアイン(4番人気)

皐月賞勝ち馬。皐月賞では、4角でクリンチャーとファンディーナの間をすり抜け、上り3F34.2秒の脚で突き抜け、ペルシアンナイトをゴール前で交わして1着へ。ペルシアンナイトの方が上がり3Fは0.1秒早いので、最後1Fの速度はアルアインの方が上手だと言えます。

今回のダービーは4枠、単勝人気は現在4番人気。良いとは言えないですが、まだ土曜日ですから、単勝人気は変動します。このまま4番人気なら筆者は買わないかな?

配点

① 1.5

② 0.0

③ 2.o

計:3.5

8番トラスト(15番人気)

近走の成績はパッとしないですね。枠順も良いとは言い難いので、良い点を探しにくい馬です。ダービーもこの馬がハナを取るかもしれないですね。となると、皐月賞のように4角で好位から抜け出した馬が勝ちそうですね。

配点

① 1.5

② 0.0

③ 2.0

計:3.5

9番マイネルスフェーン(17番人気)

青葉賞から参戦の馬です。アドミラブルに2.4秒差付けられての大敗ですが、ホープフルSでは人気の一角、レイデオロに0.2秒差まで迫っています。

ただ、鞍上がその時と同じではないので、再びレイデオロに0.2秒差まで迫れるかといえば難しいかなと思います。

配点

① 2.5

② 0.0

③ 0.5

計:3.0

10番ベストアプローチ(11番人気)

青葉賞からの参戦馬。青葉賞はダービーと同条件であるため、参考になるレースだと思います。アドミラブルに2馬身差付けられていますが、ダービーで巻き返しなるか。穴めの馬だと思います。

 

配点

① 2.5

② 1.5

③ 0.5

計:4.5

11番ペルシアンナイト(8番人気)

皐月賞2着馬。4角から直線に向かう時に先頭のトラストとクリンチャーの間を抜け出し、上り3F34.1(皐月賞内では3位)の脚を使ってアルアインと一騎打ち、クビ差となってしまいました。今回はかなり外めの枠ですので、どうなるのか分からないところはありますが、今の人気ならばオイシイ馬と言えますね。

少なくともカデナよりは実力は上だと思います。

配点

① 0.5

② 1.0

③ 2.0

計:4.0

12番レイデオロ(2番人気)

鞍上のルメール騎手はGI2連勝中。今最も勢いのある騎手の騎乗するレイデオロもまた外めですが、3連勝の可能性はあると思います。レイデオロ自体レベルの高い馬ですので、

配点

① 0.5

② 3.0

③ 2.0

計:6.0

13番カデナ(6番人気)

筆者の中で、『何故か人気な馬』の代表格になりつつある馬です。皐月賞では中盤から順位を上げてはいたのですが、上り3F34.4秒の脚は平均的なものでした。何故か人気、と当サイトで侮ってたら来た、はナシでお願いしたいところ。枠も枠なので流石に来ないでしょう。

配点

① 1.0

② 2.0

③ 2.0

計:5.0

14番ジョーストリクリ(18番人気)

NHKマイルからの参戦馬。通用しそうにないです。人気も人気ですし……。14,1600mしか使っていないので、2400で才能が開花するか?来れば間違いなく阿鼻叫喚の嵐でしょう。私のような貧乏馬券師が最後に頼って100円入れちゃうタイプの馬ですね。

配点

① 1.0

② 0.0

③ 1.5

計:2.5

15番ダイワキャグニー(10番人気)

プリンシパルSからの参戦馬。プリンシパルSのレースレベルを加味すると、ダービーでは力不足に感じます。

配点

① 1.0

② 1.5

③ 0.0

計:2.5

16番キョウヘイ(14番人気)

NHKマイルからの参戦馬ですが、ジョーストリクリ同様力不足でしょうし、短距離しか使っていないのも評価しにくい点です。前々走でペルシアンナイトに1.4秒差の敗北を喫しているので、ここで通用するかは疑問。来れば万馬券確定でしょう。

配点

① 0.0

② 0.0

③ 1.5

計:1.5

17番ウインブライト(12番人気)

皐月賞8着馬ですが、ダービーの外枠不利を考えると、覆すには力が足りていないと思います。皐月賞での上り3Fも34.5と平均的な脚ですし、難しいでしょう。

 

配点

① 0.0

② 1.5

③ 2.0

計:3.5

18番アドミラブル(1番人気)

今回の外枠、前走レースによる過去10年の傾向を真っ向から否定するような1番人気ぶりを誇るアドミラブル!ダービーに至るまで、2馬身、3馬身の差をつけての快勝を続けてきたのが人気を支える要因かと思います。後方からの差しなら、外枠による不利の影響も小さいのではないかとも思えます。

不利の傾向を覆せるかどうか注目です。

配点

① 0.0

② 4.0

③ 0.5

計:4.5

次ページ:人気との乖離を考える

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